開発合宿に参加したことがある、または参加しようと思っている人に質問です。
開発合宿の目的はなんですか?
この質問に対して
「課題に沿って徹底的に手と頭を動かすための合宿!」
という答えは7割正解。
もちろん決められた課題に沿って作業をすることが開発合宿の目的ですが、社員同士の懇親もぜひ大事にしてください。
普段話せないようなことをお互いに話し、横の繋がりを作ることは、今後仕事をしていく上でとても大切です。
なぜ開発合宿をするのか、という目的の部分は各個人がしっかり把握しておく必要があります。
そうすることで、一人一人が主体性を持ち開発合宿に参加することができるでしょう。
この記事では、開発合宿の目的や、その目的を達成するために必要なことをお話しします。
これまでなんとな〜く合宿に参加していた人は、意識を変えるためにもぜひ最後まで読んでくださいね!
開発合宿の目的をハッキリさせておく
開発合宿を開催するにあたって、目的をハッキリさせておくことはとても大事です。
がっつり作業をする時間をとって課題に取り組みたいのか、また交流することも同じくらい大事にしたいのか、その比重もグループによって変わってくるでしょう。
参加する前に、「今回の開発合宿で何がしたいのか?」という目的の部分は必ず押さえておくこと。
また、当日何をすればいいのか明確になるように、課題や目的をまとめた資料を作成するのも一つの手です。
その場合は、参加者が資料を読んだ時に、「今回の開発合宿ではこれを達成すればいいんだ!」という道筋がわかるようなものを作ること。
全員が目的を共有し、成果発表までに達成できるようにしましょう。
開発合宿の目的とは
普段取り組めないようなことに取り組む
普段から気になってはいたけど、なかなか手をつけられないでいるものって結構あるんですよね。
時間があればやろう、と後回しにしていては、いつになっても重い腰は上がりません。
開発合宿というまとまった時間を取ることで、絶対にしなければいけない環境を作り、課題に取り組むことを目的としています。
また、日々の業務に追われていると、新しいものは生まれません。
一度オフィスや家を離れ、非日常的な環境に身を置くことで、斬新なアイディアが出てくるでしょう。
チームワークの強化を図る
職場でしか関わることがなかった人や、初めて会う人と衣食住を共にすることで、お互いを知る良いきっかけになります。
合宿が終わる頃には、それまでよりも距離が近くなったのをお互いに感じることでしょう。
多くの人は、会社で見せる顔とプライベートで見せる顔は違うので、新しい発見がまた面白いです。
これは、仕事面でも役立ち、
「この人だったら、どういう対処をするだろう?」
「あの人だから、こういった判断を出したのだろう」
など、相手の性格を考えることができるようになり、仕事の効率もグッと上がります。
相手を知ることは、スムーズに仕事を進めるためにも非常に大事なことなので、開発合宿中は積極的に人と関わるようにしましょう。
日常を忘れてリフレッシュする
同じ場所で仕事をしていると、どうしてもマンネリ化してしまいます。
特に、オフィス内での仕事が主な場合、就業時間中に外に出る機会はなかなかありませんよね。
開発合宿が行われるような宿は田舎にあることが多いので、心身共にリフレッシュできます。
たまには思いっきり自然を感じましょう!
横の繋がりを作る
同じ仕事や趣味を持った人が集まると、すんなりと良い人間関係が築けます。
この合宿がきっかけで仲良くなって、仲間内で仕事が回せるようになったら嬉しいですよね。
合宿中に成果を出すことももちろん大事ですが、それ以上に今後に繋がる人脈を作ることが大事。
自分の交友関係から仕事をもらった時は、
「あの人のために頑張りたい」
と思えるので、仕事の質も自然と上がります。
特にフリーランスとして働いていると、どうしても一人で仕事をすることが多くなるですが、仕事量や収入には限界があります。
上手に人の力を借り、自分の可能性をどんどん広げていきましょう。
生活習慣の見直しをする
これはおまけのようなものですが、共同生活を送ることになるので、決められた時間というものが存在します。
会社員であれば、朝早くから仕事に取り掛かることは普通のことです。
ですが、会社勤めをしていない人の中には、それが困難な人もいます。
私も経験者ですが、夜型を朝型に変えるのって簡単じゃないんですよね。
慣れないことをするのは大変かもしれませんが、共同生活は生活習慣を見直すいいキッカケになります。
それまで夜型だった人でも、朝早く起きてみたら意外と作業に集中できるかもしれません。
それまでの働き方が自分の体に合っていたのか?
と改めて向き合う時間にしましょう。
目的を達成するために押さえておくポイント
目的を達成するためには、
- 開発合宿前に参加者で目的を共有する
- 1日目の終わりに進捗を報告する
- 最終日に成果発表の時間を必ず設ける
これらの点を押さえることです。
1日目の終わりに進捗を報告することで、本来の目的に沿った活動がその日1日できていたか?を振り返ることができます。
目的からずれているようであれば、軌道修正すればいいですし、順調に進んでいるのであればそのまま突っ走っていきましょう。
また、最終日に成果発表をすることで、参加者全員の気が引き締まりますし、中途半端なことはできないと自分に喝が入ります。
開発合宿は目的を理解することが大事!
”毎年やってるから今年も”といった風に流れ作業にしてしまっては、とても勿体無いですし、得られるものも変わってきます。
開発合宿の目的は、普段取り組めないような課題に取り組み、かつ参加者同士に多くのコミュニケーションをとってもらうことです。
後者も大事にしたいのであれば、夜の懇親会でビンゴ大会や、お酒を飲む時間を作ってもいいかもしれませんね。
グループによって目的は変わってくるので、開催までに一本の軸を決めておくこと。
開発合宿を既に何度かやっているグループこそ、今一度その開催目的を参加者全員で共有し、より有意義な合宿にしましょう。
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